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2026/05/05 15:38 ~ なし

子どもが食べ物を落とすのはなぜ?怒る前に知ってほしい本当の理由

子どもがご飯を食べているときに

・わざと食べ物を落とす
・スプーンを何回も落とす
・こちらの顔を見ながら落とす

そんな様子が気になったことはありませんか?

 

実際にご相談でも

「わざと落としてくるから

 何回も怒ってるのに

 聞いてくれないんです・・・」

という声をよくいただきます。

こういう場面って

「なんでそんなことするの!?」

と、つい怒りたくなりますよね。

 

こう感じてしまうのは、

それだけ一生懸命に

向き合っているからこそだと思います。 


■「わざと」に見える行動


例えばこんな場面です。

・ご飯を落としてニヤニヤしている
・スプーンを落としてママの反応を見ている
・目を合わせながら落としてくる

こういう行動を見ると

「絶対わざとやってるよね…?」
と感じてしまいます。

実は、子どもが同じ行動を繰り返すときには
必ずその子にとっての“メリット”があります。

例えばこんなケースです。


①ママに見てもらえる


下の子ばかり見ているときに
何かを落とすとママが自分を見てくれる

ママの注目を集めたいという

気持ちが叶う



②食べなくて済む

食べたくないご飯を落としたら

もう食べられなくなるから

「食べたくない」気持ちが叶う


③食事から解放される

スプーンを落とし続けていたら

「そんなことするなら

 もう食べなくていい!」

とママがご飯を片付けて
食事の時間が終わった。

「食事をやめたい」気持ちが叶う

 

このように何かを「落とす」ことで
子どもの中にある気持ちが叶った経験が

子どもにとっては

「これでうまくいった」という経験として残り 

「落とす行動」が繰り返されやすくなります。


ママからすると

「ダメって言ってるのに

 何回もやってくる。本当にやめない」

 

と頭を抱えますよね。

 

でも子どもからすると

・落とすとママが反応してくれる
・落とすと食べなくてよくなる


つまり、何かを「落とすこと」が

“いいこと”として学習している状態なんです。


だから

「わざと落としたらダメだよ」と伝えても

何がダメなのかが分からず

同じ行動を繰り返してしまいます。



■子どもの気持ちを受け止める
 

では、こういった行動が続くとき

どう関わればいいのでしょうか。 

 

「わざと落とす」を

やめてもらうために必要なことは

 

子どもの 「食べたくない」
という気持ちに目を向けること。

 

例えば

子どもが
「もう食べたくない」
と伝えてきたときに

「一口だけでも食べよう?」
と返していると

 

ママに自分の気持ちを話しても

聞き入れてもらえないと感じます。

 

でも

食べ物を落としたときは

「もう食べなくていい!」

 

と言って

ご飯を食べなくていい状況になる。

 

ということに気づくと

 

子どもとしては、

「食べたくない」気持ちを伝えるよりも

「何かを落とす」方が自分の気持ちが叶うんだ!

と思うようになるんです。



すると子どもは

 

話すよりも、行動で伝えよう

となり

「わざと落とす」という行動を選びます。


■本当に大切なこと


だからこそ大切なのは

落とす行動を
「やめさせよう」とするのではなく

話した方が気持ちが伝わる
ママはわかってくれる

という経験を増やしていくことです。


■まとめ


子どもが食べ物を落とすとき

その行動の裏には

・食べたくない
・見てほしい
・困っている

そんな気持ちが隠れていることがあります。

 

行動だけを見るのではなく
その背景にある気持ちに目を向けることで

関わり方は少しずつ変わっていきますし

食事の時間のしんどさも

少しずつラクになっていきます。 

 

もし今、お子さんに対して

「どう関わればいいのかわからない」
と感じている場合は

偏食の理由や関わり方についてまとめた記事も
ぜひ参考にしてみてくださいね😊


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