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2026/02/05 15:52 ~ なし

命令が奪ってしまう、子どもの感じる力

前回の記事では、
私自身が
「命令ばかりしていた頃」の話と、
今の子どもたちを取り巻く環境
についてお伝えしました。

今回は、
命令され続けた子どもの心の中で、

何が起きていくのか
についてお話しします。


自分の気持ちを伝えられると、怒られると思ってしまう
 

たとえば、子どもが

「今日はこれ、食べたくない」

と伝えたとします。

 

そのとき、ママから返ってきた言葉が、

 

「なんで?この前は食べたよね?」
「一口食べてから言って!」

 

だったとしたら

 

子どもの心の中では、

こんなふうに感じてしまいます。

 

自分の気持ちを言うと、

ママを怒らせてしまうんだ。


だったら、

言わない方がいいのかもしれない。

 

こうして子どもは

少しずつ自分の気持ちを

外に出すことをやめていきます。


気持ちの表現は「練習しないと育たない」
 

自分の気持ちを

・感じること
・言葉にすること
・相手に伝えること

これらは、

生まれつき
自然にできるものではありません。

 

日々のやり取りの中で、
少しずつ身についていく
「練習が必要な力」です。

 

でも、

「早く食べて!」
「一口ぐらい食べられるでしょ!」

 

そんな言葉を

繰り返し受け取っていると、

 

子どもは

 

・気持ちを感じることをやめる
・伝えようとすることを諦める

ようになってしまいます。

 

そして、

この行き場を失った気持ちは、


癇癪や強い拒否、
時には引きこもりなどの
「困り行動」として表に出てくる
ことがあります。


困り行動は「甘え」ではありません
 

困り行動の奥にあるのは、

・気持ちを受け止めてもらえなかった経験
・自分の気持ちを諦めてしまった心

です。

だから大切なのは、
困り行動を無理に
止めさせることではなく、

 

「そう感じたんだね」

と、

子どもの気持ちを
受け止めること。


この関わりが積み重なると、
子どもの行動は

少しずつ、
確実に変わっていきます。


ごほうび育児が「逆効果」になる理由
 

実はここに、
ごほうび育児のリスクが隠れています。

・言うことを聞いたらごほうび
・聞かなかったら取り上げる

この関わりは、
一時的に行動を
変えることはできます。


でもその一方で、

・自分の気持ちを感じる力
・自分で選ぶ力

が育ちにくく
なってしまうのです。

 

この点については、


2月26日(木)開催の
オンライン講座

「ごほうび育児のリスク」で

さらに詳しくお話しします。


今日からすぐにできること
 

もし、この記事を読んで、


「私、子どもに命令してるかも…」

と感じてくれた方は
不安な気持ちに
なったかもしれませんが

実はそう思えたこと自体が
とても大きな1歩なんです。

 

その気づきがあれば、

今日からすぐに
できることがあります。

 

それは、

子どもの言葉を、
評価せず、否定せず、

ただ受け止めること。

それだけで、
子どもの中に

「ママに話してもいいんだ」

という安心が、少しずつ育っていきます。

 

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